梁見せで和風モダンなお家

お爺様が退院するのをきっかけに、バリアフリーに改装したいとのことで、今回お声かけ頂きました。
築50年の田の字に和室が続くお家。段差を解消して、仕切りをなくし、広々リビングへと改装しました。
和室続きで、壁ではなく、襖で部屋がいくつも仕切られており、夏場は快適ですが真冬はとても寒い、昔ながらの造り。畳なので、廊下と部屋の間に段差もあり、収納もほとんどありませんでした。

【AFTER　PLAN】
床はバリアフリーに、玄関からリビングにつながる引戸は、大きな三枚連動式の片引き戸にしました。全部開けると、風も光も通ります。
天井を落とすと出てきた立派な梁。梁を見せることで空間の引き締め効果と、天井が高くなることでより広々とした空間になりました。
縁側を収納スペースにすることで、今までリビングに出していた物がたくさん収納でき、リビングも広々スッキリしました。
和室を一部屋残したので、リビングとの境には障子を誂えました。

玄関ドアも室内ドアと同様、黒の縦格子で統一しました。大きな引戸ですが、力を入れずにラクラク開閉ができます。
和風モダンなお家へと生まれ変わり、お爺様にも、ご家族様にも大変喜んで頂けました。